暗室体験。

昨日の日記に書いたとおり、今日は朝から湯島にある「写真表現 中村教室」という写真学校の一日体験入学に参加してまいりました。
まず最初にカメラの構造などの講義を1時間受け、その後外に出て30分間で30枚の写真を撮るという課題を出されました。
今回は人や乗り物など動きのある物は難しいので避けるよう指示されました。また、撮る際のポイントとして「質感や形の面白い物を撮る」「興味のある物を画面いっぱいに撮る」「物をおおざっぱに見るのではなく、丁寧に見る」などなど様々なアドバイスを受けました。そういえば俺ってあんまり丁寧に物を見てないかも・・・と思い、これを聞けただけでも来て良かったです。
写真は15分程で撮り終わってしまい、教室に戻ったら自分が1番乗りでした。もうちょっとぶらぶらしながら撮っても良かったかなと思いました。
続いてスタジオでの人物撮り。参加者同士を撮りあうというものでした。
俺とペアを組んだのはかなり可愛い子だったのですが、ここで残念なことが・・・
「自分のフィルムに他人が写ってても仕方ないので、ペア同士でカメラを交換して撮って下さい」だって(;´Д⊂)
自分がどんなの撮ったか分からないじゃんって感じですよ。
人物撮りってのも本当に難しく、いかに柔らかい自然な表情を引き出すかということで、ここでも色々とアドバイスをもらいました。
昼食後は暗室での現像です。現像方法はネットで色々見てたので、手順は何となくわかってましたが、実際にやってみるとタイマーを見ながら秒単位で作業するので結構忙しい。
現像→停止→定着と順序よくやっていき、最後に水洗の段階でタンクを開けたらネガにしっかりと画像が写っているではあーりませんか(・∀・)感動の瞬間でした。
フィルムの乾燥が終わったら、今度はプリントです。
まずはベタ焼きを作りました。露光して現像液に浸すと、ブワっと画像が浮かび上がりました。この段階でかなり感動です。ちゃんとプリント出来てる!
その後、ベタ焼きを見て講評用の2枚を選び、六切りでプリントです。
自分は店先に掛けてあったお面のような焼き物と、ペンキ塗り替えの為にビニールシートを貼られたガラスをプリントしました。
講評でも先生からこの写真のここが面白いとか、この写真は計算されつくした構図だから、見方を強制されてしまうので良くないなどの話を聞くことが出来ました。
そして帰りに池袋のビックカメラ専門館に寄り、現像タンクやら薬品やら、レジのねーちゃんが気の毒なくらい大量に買い込みました。ひとつひとつの値段はたいしたことないんだけど、何せ量が多かった・・・
それにしても現像&プリント、面白すぎです!暗室( ゜д゜)ホスィ…
今日現像したネガは後日スキャンしてうp予定です。明日現場に応援なので早く寝なきゃ。